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不協和音SPドラマネタバレ感想!田中圭と中村倫也のバディに連ドラ続編期待!

不協和音SPドラマネタバレ感想

2020年3月15日放送のテレビ朝日スぺシャルドラマ「不協和音」のネタバレ感想!

田中圭と中村倫也が生き別れた刑事の兄と検事の弟として1つの事件の解決に挑む。

父を想って刑事になった兄と、父を憎んで検事になった弟にお互いの気持ち分かち合える日が来るのでしょうか?

では、SPドラマ「不協和音」のネタバレ・感想をご紹介します。

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不協和音SPドラマあらすじ

30歳を過ぎて月島東署刑事課に配属された新米刑事・川上祐介(田中圭)は、妻殺しの被疑者と目される病院経営者・城崎知也(岡部たかし)を取り調べることに。勾留期限が迫る中、一緒に取り調べを担当した警視庁捜査一課の警部補・小寺順平(杉本哲太)がついに自白を取るが、担当弁護士の宇都宮実桜(趣里)は「大八木捜査法で自白させたのでは?」と、祐介に食ってかかる。実桜が口にした“大八木捜査法”とはほかでもない、刑事だった祐介の父・大八木宏邦(丸山智己)を揶揄する言葉。実は祐介がまだ小学生だった頃、大八木は自白強要で冤罪を生んだ刑事として、世間から糾弾されることに…。しかも、大八木は真相を語ることなく、突然この世を去り、祐介は母方の祖母に引き取られて姓を変えていたのだった――。

やがて、城崎の事件は思わぬ転換期を迎える。担当検事が倒れた直後、城崎が起訴の決め手となる遺体遺棄現場を教えぬまま、黙秘に転じてしまったのだ。焦った祐介は必死に捜査を続行。だが努力もむなしく、城崎は不起訴になってしまう。しかも、その判断を下した後任検事の名前を聞いた祐介はがく然とする。検事の名は唐沢真佐人(中村倫也)――なんと祐介の父が亡くなった後、高等検察庁の元検事長・唐沢洋太郎の養子となり、生き別れになってしまった弟だった!

祐介はすぐさま真佐人のもとへ押しかけ、なぜ城崎を不起訴にしたのか追及する。だが、真佐人は弁解録取書を読んで取り調べに問題があると判断した、と冷たく一蹴。結局、“21年ぶりの再会”は物別れに終わる最悪なものになってしまい…!?
しかし、真佐人には考えがあった。水面下で動いていた真佐人はやがて、城崎の事件に新たな一石を投じることに! そんな中、祐介は連続ボヤ事件との関連が疑われる、大企業の倉庫放火事件を捜査。社長・丸山与四郎(木下ほうか)の圧力を受けて、警察上層部も捜査に本腰を入れたことで、祐介と真佐人は再び同じ事件に向き合うことになる。真逆ともいえるやり方を貫き、時に対立しながらも、共に調べを進めていく祐介と真佐人。だが、事件の全貌は容易にあぶり出すことができないほど複雑で…!?

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/fukyowaon/#/%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%98?category=drama

 

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不協和音SPドラマネタバレ

ここからはドラマのネタバレとなりますので、知りたくない方はご注意ください!

冤罪を生んだ刑事

1998年6月「無罪」と書かれた紙が高々と掲げられる。

幸北橋殺人事件が「冤罪」であったことがマスコミに取り上げられ、警視庁捜査一課刑事の大八木は自白強要で冤罪を生んだ刑事として、世間から糾弾されることに…。

大八木が関わった事件は本当に冤罪だったのか…それもわからぬまま、大八木はこの世を去った。

大八木には息子が2人いたが、それぞれが引き取られ家族はバラバラになってしまった。

 

刑事になった祐介

大八木の息子だった祐介(田中圭)は、高校を卒業後、父と同じ警察官を目指した。

長年の交番勤務を経て、昇進試験を受けようやく30歳を過ぎて月島東署刑事課に配属される。

祐介は、警視庁捜査一課の警部補・小寺順平(杉本哲太)と共に取り調べを担当。

妻殺しの被疑者と目される病院経営者・城崎知也(岡部たかし)は、拘留期限が迫る中、なかなか口を割らなかった。

そんな城崎に、小寺は写真を見せ、「奥さんはまだあなたのことを愛していた」と話す。

実はこの写真は小寺が用意したもので、奥さんが持っていたものではなかった。

だが、小寺は嘘の小細工で城崎を諭し、うまく自白を取ることに成功したのだ。

 

城崎の担当弁護士の宇都宮実桜(趣里)は「大八木捜査法で自白させたのでは?」と、小寺と祐介に食ってかかる。

「大八木捜査法」とは祐介の父を揶揄する言葉で、現在までも語り継がれていたのだ。

祐介は怒りをあらわにするが、小寺にとめられる。

 

事件は急展開

先日、自白した城崎が一転。

妻の遺体を遺棄した場所について黙秘を始めたのだ。

さらに、担当検事が倒れたとの連絡があり、祐介は何とか起訴に持っていくために捜査を続行する。

捜査の途中で、これまで世話になっていた佃川交番に出向き、尊敬している加藤巡査長(生瀬勝久)と会って父の昔話しをしていた。

警察内では、加藤だけが唯一、祐介が大八木の息子であることを知っていたのだ。

 

祐介はその後も捜査を続けるが、努力の甲斐もむなしく城崎は不起訴となってしまう。

しかも、その判断を下した後任検事の名前を聞いた祐介はがく然とする。

検事の名前は唐沢真佐人(中村倫也)。

それは祐介の生き別れになった弟だったのだ。

真佐人は、父が亡くなった後、高等検察庁の元検事長・唐沢洋太郎の養子となり検事として活躍していた。

 

兄弟の再会

不起訴となったことに納得がいかなかった祐介は、真佐人の元を訪れる。

だが、真佐人は弁解録取書を読んで取り調べに問題があると判断したと一蹴。

「20年ぶりだな」と言う祐介に「21年ぶりです」と返す真佐人。

21年ぶりの兄弟の再会は、言い合いとなり最悪な形となってしまった。

 

琉太という少年

その後、祐介は上司から怒られ、連続ボヤ騒ぎの捜査にあたることとなった。

佃川交番に出向くと、加藤が窃盗の常習犯だという少年・琉太を連れて帰ってきた。

一緒にお昼ご飯を食べながら話しをしようという加藤だったが、琉太はなかなか心を開かない。

その夜、加藤の家で晩ごはんを食べる祐介。

琉汰の爪は噛みちぎったように爪先がボロボロで血まみれで「家族を憎んでる」と言っていたそうだ。

そんな姿を見た加藤が、定年前最後の仕事として琉太を更生してやりたいと考えていることを祐介は知った。

 

城崎の事件に進展

一方、小寺は真佐人の元を訪れていた。

城崎の不起訴について小寺も納得がいっていなかったため、改めて話しを聞くと、なんと真佐人は城崎について別の考えがあったことを聞く。

その後、片桐という男性が城崎に殺人するように仕向けた「殺人教唆」の罪で逮捕された。

片桐は過去に城崎とその助手を務めていた妻に、医療ミスで恋人を殺されており、その復讐のために、城崎に妻を殺害させたのだ。

真佐人はそのことに早々に気付いており、あえて城崎を逮捕させずに泳がせた。

それを聞いた祐介は、悔しい思いでいっぱいだった。

 

新たなボヤ騒ぎ

また新たに、大企業の倉庫で放火事件が起こる。

連続ボヤ騒ぎとの関連はまだわからないが、倉庫の持ち主である社長・丸山与四郎(木下ほうか)からの圧力を受けて、警察上層部も捜査に本腰を入れはじめた。

何の因果か、祐介と真佐人は再び同じ事件に向き合うこととなる。

捜査中、祐介は怪しい男を見つけ声をかけると逃走。

そのまま現行犯逮捕となった男の名前は三津谷研太。

祐介と真佐人は、それぞれ真逆ともいえるやり方で取り調べを進める。

だが、三津谷はのらりくらりと取り調べをかわす。

 

なかなか取り調べがうまくいかない祐介に、小寺は大八木のことを話し始める。

小寺は大八木から「犯人が誰にも見られたくない心の一番深いところにふれるんだ」と教えられたそうだ。

その言葉を心に刻む祐介。

 

新たな事件

三津谷の取り調べが膠着(こうちゃく)していた中、万引きをした琉太を加藤が追いかけていたところ、琉太が店頭して頭を強打し脳震盪を起こしてしまった。

加藤は1週間の謹慎となってしまう。

防犯カメラを確認すると、加藤の対処は間違っておらず、転倒して頭を打ったのは琉太自身だった。

さらに、加藤は救急車もすぐに呼び、何ら問題のある行動はなかった。

だが、弁護士の宇都宮は、琉太の両親からの依頼となれば、従わなくてはいけないこともあると心境を祐介に話す。

 

加藤の処分に納得がいかない祐介。

そこへ真佐人がやって来て、三津谷の放火と連続放火は別物であると考えた方が良いと言われる。

さらに、加藤の件について琉太は窃盗はしていないと言っているのだとしたら、加藤が琉太を追いかけていたのはなぜなのか?と問われ、祐介は答えることができなかった。

 

自白の強要

苛立っていた祐介は、三津谷の取り調べでついカッとなり、三津谷の首元を掴んでしまう。

「おぉ…怖っ!こんなことされたら、やってないことも自白しちゃうな。」と言われてしまう。

その後、署長から叱られた祐介。

その時、またボヤ騒ぎが起こったという連絡が入る。

三津谷は連続放火犯ではない。

そして、全身黒ずくめの少年が目撃されていたという。

署長は、今回の件を挽回するために再捜査にあたるよう祐介に指示をする。

 

一方で、真佐人は三津谷の取り調べを行っていた。

「連続放火犯ではなさそうだな」という真佐人の言葉を聞いた途端、あっさりと倉庫の放火を認めた三津谷。

なぜ今更自白する気になったのか尋ねると、「最初に認めていたら連続放火の犯人に仕立てあげられただろ?事実、俺あの刑事に胸ぐらつかまれてんだよ?」と言われ、真佐人は一瞬動揺してしまった。

 

祐介が見つけたもの

祐介は、加藤が琉太を追いかけていた時の防犯カメラを改めて確認していた。

すると、加藤が防犯カメラの死角を確認し、琉太の荷物を拾う時に何かを一緒に拾っていたことに気付く。

加藤の家に行く祐介。

率直に、窃盗していた琉太を追いかけていたのではなく、琉太のバッグの中身を確認するために追いかけていたのではないか?と尋ねる。

加藤は、祐介に正直に話し始めた。

琉太が実は連続放火の犯人だと最初の頃から気付いていたという加藤。

転倒事故が起こった日、琉太の手にはライターが握られていた。

そして、拾ったバッグの中にはライター用のオイルと綿が入っていたのだ。

証拠品も目撃証言もあるが、琉太から直接話しを聞きたいと懇願する加藤。

祐介は、そんな加藤の姿を見て父親の姿と重ねる。

そこへ、真佐人から連絡が入る。

 

兄弟喧嘩

真佐人が呼び出したのは、三津谷が放火をした倉庫。

三津谷を起訴するつもりはないと言う真佐人だが、どうして火をつけたのかそれが知りたくて祐介を呼んだと話す。

だがそれは建前で、真佐人は「加藤巡査長のことで何を隠している?」と祐介に尋ねる。

祐介は加藤と琉太のことを正直に話し、今回の件は俺に任せて欲しいとお願いする。

だが、真佐人から「加藤の人柄に惚れ込むことは勝手だが、英雄の偶像を作り出して崇拝する事は、全てをゆがめるぞ。いつまで父親のことを崇拝しているつもりだ。」と言われ、殴ってしまう。

だが、次は真佐人から殴られる祐介。

祐介は「自分の事と、親父の事件の事、切り離して考えたことなんか一度もねえよ!」と反論。

その言葉を聞き、真佐人は何かに気付きその場を立ち去った。

 

三津谷の父親

翌日、真佐人は三津谷に父親のことを尋ねる。

三津谷の父親は記者をしていて、危険な取材もいちわない優秀な記者だった。

そんな父親は仕事も順調だったのに急に自殺をして亡くなった。

その話をされ「そんな話どうでもいいよ!」と激情する三津谷。

「だったら父親のことを描いたあの絵も、一緒に(火に)くべてしまえば良かったのでは?」と言われると、椅子を倒して床へと倒れ込んだ三津谷。

 

琉太と話す加藤

琉太が加藤の家へとやって来たことを聞き、駆け付ける祐介。

琉太は悪びれることもなく、早く警察に連れていけばいいと言う。

「なんでオッサンは俺を信じんの?アホじゃねえの?」という琉太をとがめることなく、向き合おうとする加藤。

すると琉太は放火をしたこと、楽しそうにしている家族を見て全部消しちまおうと思ったことを話し始めた。

それに対し加藤は「それでも火を消して踏みとどまっただろう?お前はまだ終わっていない。」と返す。

「は?二十歳で窃盗と放火の常習だよ。終わってるだろ?」と言い、琉太はキッチンにあった果物ナイフを手に取り、死んでやると言い放った。

すると温和な加藤が声を荒げ「その手でつかむものは、そんなものでいいのか!すねてもいい。人をうらやんでもいい。でもな、うらやむ気持ちがあるなら、それを自分の手でつかみ取ってみてくれないか?」と琉太を叱った。

そして、琉太の手を掴む加藤の妻。

琉太は、その場で崩れ落ち、「だったら教えろ。どうやったら手にいれられるか。教えて…。教えてください…。」と言う。

加藤はそんな琉太の手を握り「俺で良ければ教えてやるから」と答えたのだった。

加藤の思いが、琉太を救った。

それは、祐介が思い描いていた自白の取り方だった。

 

祐介の刑事への思い

加藤は祐介に深々と頭を下げた。

「加藤さん、あなたは警察を辞めるべきです。」と告げる祐介。

「ああ。心苦しく思わなくていいぞ。当然のことだ。祐介、俺はダメな警官だが、あの人は違うぞ。大八木さんが冤罪を作り出すとは思えない。俺は信じてる!」と返す加藤。

祐介は「俺は自分が実績を積めば、頑張ってる姿を見せれば、親父の汚名は晴れると思って刑事になったのかもしれません。俺こそ刑事失格です。」と言って、その場を去った。

そんな2人の会話を、こっそり聞いていた宇都宮。

 

真佐人は本当に父を恨んでいる?

宇都宮に、父親のこと、そして真佐人は弟であることを話した祐介。

すると、宇都宮は真佐人が父が冤罪を作ったと言われる『幸北橋事件』の真相を当時の弁護団に聞いて回っていることを聞いたことがあると話す。

もしかすると、真佐人も、父親の無実を信じているのではないだろうか…。

 

真佐人と会う祐介。

そこで、三津谷の放火事件は放火をカムフラージュにした別の事件の可能性があることを示唆される。

今回の事件のポイントは三津谷自身の発火点にある。

「アニキにはまだ三津谷の心が見えていない。だから落とせない。嫌な予感がする。すぐに目撃証言から洗い直せ。」と言われる。

 

三津谷の自供

その後の捜査で、祐介はとある事実を掴む。

そして挑んだ三津谷の取り調べ。

三津谷は父親のことを話すと、毎回火が付いたように怒りをあらわにする。

それは、犯行動機を隠すため。

真佐人が元国土交通省の角田のことを調べたところ、丸山が関わっていた公共事業が浮かび上がった。

それを追っていた河野純一という記者がある日突然自殺をした。

それが、三津谷の父親だ。

そこまで言われ、三津谷はついに自供を始めた。

三津谷の父親は、丸山に自殺に見せかけて殺された可能性があった。

「だから、丸山の倉庫に火をつけて殺そうとしたが、怖くなって火を消してしまった。」と話した三津谷。

だが、三津谷はそう話した後、祐介の腕時計を見て時間を気にしていた…。

その時間、丸山産業では会社の創立50周年を祝うパーティーを行っていた。

 

三津谷の思いとリンクする祐介

自供した三津谷に祐介は「あなたの殺意は消えていません。下手な芝居はよしましょうよ。」と声をかけた。

「あなたの憎悪は今も燃え続けている。あんた、何をした?」と聞くと、三津谷は「もう遅いよ。今頃、俺を逮捕したって全部手遅れだよ。タイムリミットは近づいている。あの男には死んで詫びてもらう。」と答えた。

すると祐介は三津谷を壁に付きつけ「お前はそれでいいのか?このまま可能性で終わっていいのか?」と問いかけた。

「どうせ真実は闇の中だ。」

「どうして、そこで諦めるんだよ!このままじゃ、息子を残して勝手に死んだダメな父親のままだよ。どうして親父のために真実を追求しようとしない?」

祐介のその言葉は、自分と真佐人気持ちを代弁したものでもあった。

祐介の取り調べを別室で見ていた、真佐人。

そして小寺はその様子を見て、「大八木さんみたいだな。あの人はルールを破ることはあっても、そこには必ず正義があった。だから相手に届くんだ。」と話した。

 

三津谷の事件の真相

祐介の思いが届き、酒の中に青酸カリを仕込んだことを白状した。

放火で捕まれば倉庫は調べられないと思い、パーティーまで時間を稼ぐのが三津谷の本当の狙いだったのだ。

急いで丸山産業のパーティー会場へと行く。

そして、丸山に今回の事件について話し、丸山からも事情を聞くこととなった。

 

事件後…

その後、加藤は警察を辞めた。

だか琉太から手紙をもらい「出所したら箸の持ち方から教えてほしい」と書かれてあったことを嬉しそうに話した。

 

宇都宮からは、祐介と真佐人はやり方は違うし、響かせ方も違うけど絶妙なコンビネーションで「不協和音って感じ」と言われる。

そう言われた2人は、また会うとお互いをけなし合う。

だが、その根底にはしっかりとした兄弟の絆があった…。

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不協和音SPドラマ感想

「不協和音」を見た方の感想をまとめました。

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不協和音SPドラマネタバレ感想まとめ

田中圭さんの熱い刑事と、中村倫也さんの冷酷な検事の対比がとても面白かった「不協和音」

2020年春ドラマとして放送されていた「ケイジとケンジ」とかぶるところがあるかと思いきや、全く違った「刑事と検事」のやり取りが見れて見ごたえがありましたね。

連ドラとしてまた見たいという声も多かったですね!

これは続編の可能性を感じさせる展開だったと思います。

もうすでに連ドラ化が決まっているのかも!?(まだ情報は出ていませんが…)

期待したいですね!